一番多いのが、確定申告そして決算処理後に引き継ぎを行い、店仕舞い。
この他、
1.会計システムのリ--ス期間終了後
リ-ス料の残債は、馬鹿にならないので、期間 中は辞められない。承継者が契約を引き継げ ば、直ちに廃業。
2.事務所賃貸の更新時
更新料は払いたくないから、契約終了月に閉 鎖。
3.職員の退職
老齢の職員の退職を切っ掛けに事務所閉鎖。
時期は何時でも良いと言う税理士も少なくないが、やはり気になるところ。
これまでで印象に残っているのは、女性職員が退職を契機に引退した88歳の先生。
事務所閉鎖の数ヵ月後に、その女性と結婚。唯一の血縁者であった孫と確執発生。
数年後に先生は90歳を超え死去。孫と新妻でお決まりの争続に。
裁判にもなったが、最後は和解が成立し、いまでは二人の関係は上手くいっているとか。
人生いろいろだが、廃業までに無事到着するには先生のご苦労が続きますね。
事業承継M&A支援室長
大滝二三男