著名なミュージシャンとここ数年ゴルフをしたり、酒を飲んだりしていますが、この方、その筋(もちろんあちらの筋ではありません)では誰もが認める第一人者ですが、ちっとも偉ぶらず、いつも楽しく遊ばさせていただいてます。
私がこの業界で仕事をしていることをご存知ですが、税理士に申告を依頼せず、ご自身で帳簿付けから申告まで一切を几帳面にやっておられます。でも、最近飲んだとき、税務署とやり合って自分流を認めさせたよと意気軒昂に語っていました。
でもよく聴いてみると、本来仕入れにかかる消費税が一切認められず(自分で控除していない)ためにかなり損をしていること知り、「そんなこと税務署は教えてくれなかった」という始末。そこで税理士さんにお願いすべきだと勧めると、「考えておく」
こんな人が五万といるのではないでしょうか。税務署は自主申告が主体ですから、余分な税金を払うことに対抗はないのでしょうが、無知の人に得する話をして差し上げるのも国民として当然の行為ではないかなと改めて思った次第。
税理士会もこのような人達に十分なサービスができるように、会員の営業をバックアップできる広報宣伝を大いにすべき時に来ているように思うが、どうだろうか?まだまだ不足気味。
事業承継支援室長
大滝ふみお
でした。