リーマンショックのようなことがない限り、消費税は増税します。
紋切り型に答弁する首相の姿を見るにつけ、うそでしょうと言いたくなる。
以前にも書いたが、首相の念願は憲法改正。
そのためには、国会議員の三分の二が憲法改正の発義に賛成が必要。
今は衆議院ではその条件を満たしているが、参議院では未達。
7月の参議院議員の選挙に、衆議院も解散してダブル選挙とするという。
しかも、その前段で消費税増税を延期するという。
その理由は現在の経済状況では、増税による副作用をカバーし切れない。
増税による景気の後退を避けるために、再度の延期を行うという。
これには国民も大喜びし、現在の政府与党は大楽勝にする。
その結果、憲法改正の道筋がつけられるというのだから、恐れ入る。
そんな小手先のやり方に、本筋の財政再建は放って置いて良いのか?
世界の一の大借金を抱える日本、財政再建延期に海外からブーイング。
こんなやり方が継続すれば、日本はますますの二流国に成り下がる。
子や孫に大きな借金を背負わさないと公約したはずの為政者。
それこそ世界を相手に公約したはずだが、今や云ったもん勝ち。
嘘は、解散に係ることだけにして欲しい。
後は超インフレで解決してしまおうなんて、考えていませんよね。
今やるべきことはなんなんでしょう、よーく考えましょう!
事業承継支援室長
大滝二三男