税理士を商売の相手としている業務は、数々ある。
代表的なところでは、会計ソフトベンダー、生損保そして不動産業。
なかでも、ソフトベンダーは先生と接触する機会も多い。
それだけに、先生の諸事情にも通じているので、先生もお悩みにも理解。
時に、「歳だから、良い相手はいないかな」との呟きも聞くことも。
ピント来る人は、同じソフトの事務所を紹介するのは、当然のこと。
もちろんベンダー各社も、全社挙げて事業承継に力を入れ出した。
同時に各社の゛卒業生゛もかつての顧客の相談を受けることも多い。
現役の若い担当者には言いにくいが、元幹部なら話もしやすい。
業界に長いだけに、税理士情報にも通じているので、情報も豊富。
実際に仲介業務をアルバイト的に行っているOBたちも見受けられる。
それ以外でも、税理士事務所に出入りしている営業マンも鵜の目鷹の目。
ここ数ヵ月で、このblogを読んで、話を聞きたいという人が増えた。
実際、良き相手を紹介し、皆さんが幸せになるなら、喜んでお話も。
しかし、金になりそうだからとやって来る人は、やっぱり敬遠。
税理士事務所の業務が円滑に承継できることが、最大の目標。
もちろん、そこで働く職員の雇用、そして生活を守ること。
単純に、承継できる事務所を紹介すれば良いというものではない。
そこで、゛だまし゛には充分ご注意を!
承継話が進むなかでの現金要求には、特に注意が必要。
かつて、ベンダーOBが1千万円を超える詐欺を働いたことがあります。
この事例も、弊社がこの業務をスタートさせる、きっかけになりました。
事業承継契約が成立して、初めて成功報酬の請求ができます。
話の途中で現金を要求するのは、怪しいと見るべきでしょう。
いずれにしても、本当に今年になってから、"同業者"が増えました!
事業承継支援室長
大滝二三男