寝た切りになって、仕事ができなくなった先生。
自宅の敷地に事務所を建てているので、指示は自宅で行ってきた。
職員が申告書も作成し、先生に目を通してもらってきたが、それも限界。
医師から仕事も辞めるように指導され、自らも決断。
復帰の目処が立たないことは、家族が一番わかっていた。
顧問先からも病状を心配する声が、日増しに増えてきた。
職員も先生が復帰できなければ職を失い、路頭に迷うことに。
そんな状態を一日も早く解決したいと、家族から相談の電話。
一番の課題は、職員を継続雇用できる相手を探すこと。
同じ地区に税理士法人を主宰する若手の先生が、登録されている。
早速連絡すると、業務を拡大したいということで、直ちに面談。
雇用すべき職員は正社員のみだが、パートの女性も受け入れるとの回答。
電話連絡をいれてきた息子さんに候補者を知らせ、両者面談に。
その結果は、要望以上の条件で、事業承継契約を完了!
先生一家からも感謝の言葉が出た。さらに職員からも 。
仕事冥利に尽きる案件でした。辞められませんね。
事業承継支援室長
大滝二三男