北陸新幹線がもたらした観光ブーム、しかも高級旅館は外国人がいっぱい。
税理士の研修団体のツアーに参加し、大盛り上がりの金沢にいます。
昨年にも度々、事業承継で同地を訪れましたが、開通後と当時は大違い。
兼六園にも初めて足を踏み入れたが、団体客の多くが東南アジアから。
たまたま和服姿の若い女性二人、外人観光客がしきりにカメラを向ける。
本当に珍しいのだろう、一緒に写真を撮る外国人も次から次に。
両人とも地元の人だが、これほど注目されるとは思ってもいなかったと言う。
二人が自分達の写真を撮ったいたので、二人一緒に撮ってあげると大喜び。
それにしても観光バスが次から次に押し掛け、まさに新幹線様様。
地元の税理士さんもこのバブルに顔をほころばせるが、はたして普及効果は?
やはりブームが去った後に、深刻な不況が来るのではという不安も募る。
そんな不安の現れとして、当地から三件の承継希望の連絡が来ている。
新幹線特需がもたらした一時的な好況が続くとは見ていない。
はてさて、数ヵ月後もこのブームが継続するのか、注視する必要がありそうだ。
事業承継支援室長
大滝二三男