このブログは、税理士事務所の承継に関することしか書いてない、マニアックなもの。
というより、事業承継に悩む先生やその承継希望者だけを対象にしたもの。
どのように対応すれば、事業承継が円滑に行われるかの観点だけで書いています。
時には、事務員の悪い点なども書いていますので、この点気付いた人から文句も来ます。
どこの事務所が対象かは、所長さんにしかわかりませんので、そうそうある話ではありません。
ところが、先生も事業を辞めるのは、たった一人の職員などの場合には、この限りではありません。
というのも、先生自らが、その職員に相談したうえで、事業承継を決意することが少なくない。
そこで、職員がこのブログを読み、その際に”タイミング良く”、その事例のデフォルメいたものを書いた時。
悪口ではなく、失敗例などを書くときに、職員が壁になることは少なくありません。
それも、その職員が重要な役割を務めていることで、仲介者である我々と少々の摩擦が生じます。
そんなことを書いてしまうことがあるわけで、これも実例がなければ書けないこと。
それだけに、自分のことが悪く書かれていると”解釈”し、こちらに怒りの矛先が向けられます。
先生はそんなことはどこ吹く風。そういうこともあるでしょうねと、涼しい顔。
こちらは職員さんに背を向けられ、事業承継の話が壊れないよう、十分注意をします。
本当は事業承継の話はトップ会談ですべてが終わるのが、一番です。
経営者同士の話ですから、株主でもない従業員が大きな顔をして出てくることは、ご法度です。
それでも、職員の相談したうえでという先生もいますが、果たしてそれで良いのでしょうか。
自分のことが書かれていると思う従業員は、それだけ業務に真剣に対応しているのですが、経営は別です。
先生の判断がすべてを決める。そうでなければ、経営はできません。
事業承継支援室長
大滝二三男
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