人が死ぬということ、税理士事務所の経営者が死ぬということ、どうなんでしょう。
税理士として、ご自身が死ぬことで、どれだけの影響があるのか、考えてことがありますか?
多分、ないでしょう。
誰もが死ぬと、そんなに若く、自分があの世に逝くなんて考えてもいません。
でも、逝くのです。誰もが考えていないのに!!
その後はどうなるのでしょう。
税理士は死んでしまいました。事務所は実はやっていけないのです。
税理士が死んだ途端に、税理士と顧客の契約は自然消滅してしまいます。
ですから、お客さんがどこに行こうと、それを防止することはできません、法律上は。
でも、先生のご家族が、それなりの対応をし、後を託せる税理士が見つかれば、問題はありません。
もちろん、先生の資格のない遺族が経営を続けることはできません。
そんな法律になっているのです。
しかし、経営者である先生が逝かれる前に、自ら主なクライアントに覚悟を知らせます。
そうすれば、顧問先も覚悟ができます。それが信頼というものでしょう。
こんな例はほとんどありませんが、やはり、税理士と企業経営者は二人三脚のようなもの。
事前に、”大事”が知らせれていれば、その後の事にも、心広く対応してくれるでしょう。
遺された家族が苦しい状況に置かれるといった事例を、経験するようになりました。実につらいものです。
でも、事業承継には付き物です。
経営者である税理士は逝ってしまいます。
もちろん、予定外の事ですが、遺された家族、従業員のことを、どうか想像してください。
あなたが作った事務所です。あなたが採用した従業員です。無責任に逝かないでください!!
事業承継支援室長
大滝二三男
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