「私.婿に入ってもいいですよ」と。このブログをチェックした30代前半の若者からの電話。
税理士資格を、税法2科目免除で取得。現在も税理士事務所に勤務しているとのこと。
将来を考えると、コツコツと仕事を覚え、独立することを考えるより、事業承継したほうがいい。
収入も期待できるし、お客さんを開拓する努力もあまり必要がない、どこへでも行きますよ。
まさに、ドライな考えです。ですが、婿に入るということの意味をほとんど考えてはいません。
所長の娘さんを嫁にもらい、先生の築いた事務所を承継するわけですから、事は重大です。
事務所の歴史と風土を引継ぎ、娘さんとも一家を構えるわけですから、そんな簡単なことではありません。
この方、あまり女性とはお付き合いがないような気もします。女性の気持ちなど眼中になし。
ただ単に、楽な仕事先を探している雰囲気。
「よく年収500万円の税理士なんて話を聞きますが、本当にそうなんですか?」
自分がお客さんを獲得する意識は、全くなし。
開業して一人頑張っている税理士に対して、「それで生活できるの?」的な他人事の話。
しかも、自分には将来の夢があり、あくまでも税理士はその踏み台でしかないともいう。
こうなると、嫁さんはどうなんだ。そのうち離婚をして、お客だけを手に入れようというのか。
現実に、婿さんに入った税理士が離婚をして、お客さんをすべて持って行った事例もある。
狡猾な”奴”もいるのです。
娘さんとうまく行かなかったら、顧問先はすべて放棄をして、離れていくべきでしょう。
それが潔いというもの。でも、自分だけのために、お客と共に去って行った税理士、人でなし。
こんな事例を話をし、当支援室としては、この税理士に紹介することはありませんと断言。
しかも、税法免除の意味が分かっていない。
少なくとも、法人税か所得税、または相続税を試験で合格していないと、評価は著しく低い。
もちろん、そんなことはどうでもいい。自分の都合だけで、有資格者とのたまう。
確かに有資格者だろうが、税理士事務所の実務を全うするための”資格者”でないことは明らか。
こんな人ともお付き合いしなければならない、当支援室です。
でも、こんな人は、お断りです。
事業承継支援室長
大滝二三男