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「愛国無罪」、日本人にはわかりません?!

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昨日、18日は日本軍による満洲への”侵略”を決定づけた柳条溝事件の日でした。

尖閣諸島の所有権を主張する中国政府のあおりからか、17日には多くの都市で暴発事件がありました。

松下幸之助氏が日中友好のためにもと、青島に進出させたパナソニックの工場も焼き討ちされました。

それにしても、政治の具としての反日教育の”成果”をまざまざと見せつけたられました。

デモ行進する民衆の多くは、江沢民による愛国教育の洗礼を受けてきた20~30代前半の若者たち。

ひょっとすると、大学は出たものの、職にありつけない、コネ社会のコネなき若者たちかもしれない。

政府の指導者たちの子弟は海外の大学に留学し、贅沢な生活をすると言う情報が流れる。

そんな事実をネットで知った若者たちは、そのやるせなさを反日暴動にぶつけるのか。

幸い18日は「愛国無罪」といわれた暴動の動きも、官憲の手によって防がれたケースも出ていた。

この流れが反政府行動に出てはいかんと政府は考えたのでしょう。

この日は「愛国無罪」は認めないというお触れが出たせいもあって、暴動に自己規制がかかったようだ。

そんな日に『あの戦争から遠く離れて』(木戸久枝著、文春文庫、9月10日刊)を読み終える。

文化大革命が吹き荒れたいたその時、自らの力で日本への帰国を果たした中国残留孤児。

その娘さんが、あの戦争で満洲に一人取り残された父親の残酷なまでの生活を描いた感動の物語。

文革当時、中国人の養母に育てられる中、成人してから日本人として自らの立場を表明した硬骨漢の父。

自らも中国の吉林大学に2年間留学し、父親の養母とその家族に会い、父親の生きざまを冷静に描く。

涙なくして読めない(歳のせいか、最近は涙腺が緩くなっているが)、非常に素晴らしい作品だ。

しかも、中国人の気質を留学生活の中で汲み取り、自らも苦い思いをしながらも、父親の苦労を語る。

確かに歴史を忘れることはできないが、人間同士の歴史は教科書では描ききれない、奥深いものがる。

この作品は、まさに母子として過ごした中国残留孤児と中国人の養母との心をしっかりと描ききっている。

歴史の書物を読むのもいいが、日本人としてこの作品はぜひ若者たちに読んでもらいたい。

血の繋がっていない親子、それも敵であった日本人の子をわが子として育て上げた養母には感謝。

だからといって、日中間の争い事がなくなるとは思えないが、理解はできるはず。

何故か、今回の暴動の前にこの作品を読み、大いに考えさせられた。

こんな作品は中国では受けないだろう。

しかし、彼の周囲にいた中国人たちは、40年近く経った今も、彼の家族の素晴らしさを知っている。

満洲から帰国し、中学卒のキャリアしかなかった人が税理士になり、その歴史を聞き書きしている。

そんな友人からその先生の話を聞くにつけ、すぐに帰国できたその幸運を喜ぶべきだとも感じた次第。

事業承継支援室長
大滝二三男

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大滝二三男

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