タイガーウッズと言えば、ゴルフファンでなくとも、その偉大さを知らない人がいないほどだが、そのタイガーを相手に堂々逆転勝ちしたのが、韓国のヤン選手。
米国の女子プロでは、あまりに韓国勢が強いため、米国人の観客が減少傾向にあり、スポンサーも逃げ出すほどだという。昨年のサブプライム問題に始まった大不況の影響も相まって年間数試合のスポンサーが降りてしまい、開催中止に追い込まれている。
先日フランスで行われたLPGAツアーのエビアンマスターズで初優勝した宮里藍も来年は欧州と米国を掛け持ちで試合に臨むそうだが、やはりここにも米国の女子ツアーの人気低下による試合数の減少もその原因の一つだ。もっとも韓国の企業がスポンサーに名乗りを上げてはいるのだが、、
女子に比較すると、男子の場合は世界中からナンバーワンを目指して、米国に活躍の場を求めているため、オーストラリアを初め、フィジーやアルゼンチンなどの選手がメジャー競技で活躍していてもアジア人が勝つまでには入っていなかったが、さて女性に続き、男子も韓国勢が勝ったことで米国人の態度はどうなるのだろうか?
もっとも、メジャー競技で逆転されたことのないタイガーの母親はタイ人だから、アジア人のハーフということだから、ことさらにアジア人初の快挙と騒ぐほどのことはないが、純粋のアジア人としてはやはり今回のヤン選手が初。韓国中もお祭り気分ではないだろうか。
ところで、なぜ韓国人が強いのかといえば、女子の場合、ほとんど家族がいっしょに米国に行き、全員野球ならぬ、家族全員プロゴルフ競技に参加しているムード。賞金を稼がなければ家族が生活できないほどだと言うから、日本人選手とは大違い。初優勝まで4年かかった藍ちゃんの場合は、スポンサーをはじめチーム藍が準備万端にし、韓国人とは大違い。
善し悪しは別にして、韓国人の女子プロゴルファーが強いのは事実で、先輩たちを追いかけて次から次へと海を渡るものだから、米国プロゴルファーの協会では、英語を話せ無ければメンバーにしないと昨年言ってはみたものの、選手も含めて差別問題だとして、実現することはできず、今年もメジャーをしっかり韓国勢が手にしている勢い。
もちろん、日本人も活躍はしているが、やはり勝つまでにはなかなか行きません。やはり、人生観や生活体験などが異なるのでしょうか、もう一つ、なにくそ、勝つまで練習を続けるぞ的なガッツは無いようだ。翻って、わが業界でも、先日税理士試験は終了したが、もう一つ盛り上がりを欠いている。なぜだか難しい試験を税理士だけが続けている。
公認会計士は3,000人、弁護士も2,000人の合格者を出し、しかも公認会計士補に合格しても3年間の実務研修を受ける会計事務所や監査法人には1,500年程度しか採用されないというのだから半分は3年後の公認会計士はなし.しかし、税理士試験は1,000人だから比較にならないほど難しい試験を作成し、大いにふるいにかけているのが現状。
もちろん、試験合格後2年の実務研修があるが、これで一人前になる筈も無く、少なくとも10年程度は実務を経験し、初めて開業できるまでになるのだが、今や起業する人も少なく、新規顧客を捜そうとする若き税理士さんにも受難の時代。そんな税理士さんにお客さんを提供する古手の税理士さんはもちろんいません。ただあるのが事業承継。いかがでしょうか。
事業承継支援室長
大滝ふみお
でした。
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