個人的なこと(いつもそうかな)を書きます。
今日8月13日は、父の命日で、60年前の昭和23年に病死しました。(朝に死んで、夕方新盆の迎い火で魂は戻ったのかな?)
その日、父の布団の上をハイハイする生後7ヶ月の私の姿が涙を誘ったそうです。
この父はその3年前、昭和20年8月15日当日、山形の陸軍の連隊に出頭した。
当時の父は病弱で、年も34歳ですから、丙種不合格(?)の身。
当然、兵士としては使い物にならなかった筈だが、そんな男にまで赤紙がきた。
8月15日、名主の家に集まった村人の中に東京から疎開した私の母もいた。
玉音放送に終戦を知った母は村人たちに「良かったですね」と語りかけると、
「負けたのに良かったですかとは何事か!」とお叱りを頂いたそうだ。
そんな両親に今60歳という還暦を無事迎えるでき、「産んでくれたありがとう」と言いたい(恥ずかしいが、、)
今までの盆の入り8月13日とはまるで違う感想を持った。娘が結婚したことがきっかけかも。
来年も「産んでくれて、ありがとう」と仏壇に手を合わせることができるようにしたい。
事業承継支援室長
大滝二三男