今年も、税理士事務所の事業承継に関して、かなりきわどいことも書いてきました。
実例だけに、個人が特定できないようには注意しています。
中には自分のことを書いていると、抗議してくる方もごくごくまれにいらっしゃいました。
どういうわけか、そのほとんどが女性の従業員の方でした。(先生でないのが不思議!!)
よく読んでいただいていると感心しましたが、何でこんなことを書くのかという抗議でした。
すべてその女性の方だけを書いたわけではないので、だれがあなただと判断できますか?
こんな意地悪な答え方をしましたが、現実に誰のことかは分かるはずがないのです。
中には、自分のことを書かれているなと笑いながら電話をされてきたのは、高齢の男性の先生でした。
この先生の場合は明らかに私との会話の中でしか知りえない話でしたので、笑って謝りました。
また、このブログをしっかり読んでいる先生からは、事業承継のノウハウが分かるから同業者にはいいね。
なんて言われていますが、当方としては出会いは限られていますから、どなたが仲介されてもいいのです。
税理士さんがハッピーな状態で引退されて、お客さんも従業員の方も幸せになれば、それで満足。
このブログが参考になっているのであれば、なおうれしい限りです。
弊社のスタンスは、税理士さん、顧問先そして従業員がウインウインであれば、すべてオーケーです。
そのために十人十色の事業承継の形を経験し、最適な方法を提案してきています。
もちろん、すべてのお客さんが満足しているかといえば、そうではないでしょう。
いろいろなトラブルを経験する中で、大多数がこれで満足という形で収まっていると思います。
これからますます税理士事務所の事業承継は難しく、盛んになってくると思います。
弊社では、昨日までにこの8年間で105件の事業承継の仲介を行っています。
それだけに、来年もまた、先生とそのご家族、そして従業員の方々が満足いただけるよう頑張ります。
今年の締めブログでした。来年は1月6日から再開します。
どうか、よいお年をお迎えください。皆様のご多幸を祈念いたします。
事業承継支援室長
大滝二三男