「来年のことを言うと鬼が笑う」この言葉はもう死語ですかね。
社会の流れが余りにも速く、あっという間に1年が過ぎていきます。
もちろん、歳を取ると時間の流れが年々早く感じるようになりますが、
これは時間を感じるホルモンのバランスから医学上も確認されいるそうです。
それもそうかと思いますが、「時間との勝負」は年齢に関係なく起こります。
あらゆる分野に共通することですが、今まさにそういった政治・経済情勢?
時間をただだらだらと過ごしていないのではないかと思えるのが、政治家たち。
時間に追い立てられ、同時に資金繰りに駆け回わなければならない中小企業。
税理士会も政治連盟を組織しているのだから税制改正だけで自己主張するのではなく、
顧問先である中小企業の立場を守るため、大声で政治に発言すべきではないのか。
中小企業が半減すると言われる中で、税理士団体はただその状況をただ傍観(?)
もちろん、赤字経営からの脱却を目指し、経営指導に力を入れる税理士も多い。
でも、年輪を重ね、時間の流れがかなり速くなったと感ずる税理士さんの腰は重い。
自らの資産形成は既に終わり、引退の2文字と正対するときに果たして顧問先は?
私たちが御相談いただく先生方の中で、顧問先へのサービスが低下しないよう、
この1点を願う方も多く、お相手探しも苦労しますが、その姿勢には感動も。
なかには、中小企業の社長さんに対して、”企業の寿命”を説き、引退を勧める人も。
税理士さんのアドバイスを聞き、今回の大混乱に遭遇することなく、左団扇の方も。
そんな話を聞くと、税理士さんの仕事の奥深さを感じます。
ハッピーリタイアは顧問先も同様求めていること、先生もご一緒しませんか?
「時間との勝負」を先生、そのご家族と直面していますが、そのお手伝いが私たち。
それもハッピーリタイアをしていただきたいがため、年末もがんばっています。
事業承継支援室長
大滝二三男