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先生、呆けは大丈夫ですか?

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突然、こんな電話が友人のところにかかってきたそうです。

「○○介護センターですが、××さんのご親戚の方ですよね。××さんがあまり外に出ないようだというので、近所の方が伺ったら、家の中はゴミだらけで、食事もしていないようです」

そして、「やっと、疑心暗鬼になっている××さんから、家の中に入ることを認めていただき、何とかあなた様の電話番号を見つけられたので、お電話したわけです。

友人の話では、××さんは彼のおばさんで、結婚もせず、80歳を越えた今も独り住まいで、数ヶ月前にも電話で元気でいるが、なんとなく呆けているよな感じがしていた。兄弟で一度様子を見に行こうと話会っていたところだという。

幸いにも、ボケが急激に進んでいたものの、近所の方との日ごろからの交流があり、同時に介護センターの行事にも参加していたため、姿が見えないということで、すぐに介護センターにも連絡がいったという。

独居老人の悲しい知らせは新聞紙上を賑わせているが、友人のおばさんがその寸前までいっていたことに、甥として誠にも申し訳ないと思うものの、果たして定年を迎えた彼が十分な対応ができるかどうか、不安がいっぱいとも語っている。

もちろん、呆けたというものの、彼が行くと、一時的にも素直に話ができるようなので、心配ないと、別れるときには、火の始末をし、食事はしっかりとるようにと言うと、「そんなこと分かっていますよ」との返事に安心してきたのだが、

これは他人事ではありません。事業承継の仕事をしていますと、まさに呆けたという方はもちろんいますし、その前兆とも思える対応をする先生にもお会いします。友人のおばさんのように独居老人の先生にも会っています。

しかし、自分自身のことを考えると、いつボケが始まるのだろうかと不安にもなるし、物忘れが激しくなり、、そろそろ始まったかと、”観念”しようかとも思うときもある。でも、家人の苦労を考えると、とんでもない。

税理士の先生でも、税法の改正についていけないと、自らの限界を感じ、弊支援室の扉をたたく方もいらっしゃいますが、お客様のことを考えれば、それが一番かもしれません。改正事項を知らずにお客様に損をさせるケースありますから。

お客様が気づいて、損害賠償請求にでもなったら、これまでの信頼はいっぺんに吹き飛んでしまいます。今やそんな時代。弁護士が税理士の間違い探しに奔走しているなんて時が今そこまで来ています。ご用心、ご用心。呆けは大敵です。

  • この記事を書いた人

大滝二三男

事業承継・M&A支援室長

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